我が家が安曇野に引っ越してから数年経ち、最近は都内の友人家族から、
「長野の暮らしってどう?」
「子育てしやすい??」
などと、結構質問がきて相談にのることもあります。
子育ては想像もつかないことが多く、都会の生活に少し窮屈に感じてきているのかな?という印象が多いです。
なので、毎回「いなかはオススメだよ!」と答えるのですが、「いざ移住!」となるとやっぱり怖さというか、勇気を出すのは結構ハードルが高いのではと感じます。
今している仕事、生活スタイルを変え、保育園・幼稚園・小学校・・・と子どもの進路までいろいろ考えると、よく知っている環境の方が選択肢が多く見えるのかと思います。
まずは体験してみる!ということが、そのハードルを少しは下げるのかな???とも、経験上感じています。
我が家も、まさか移住すると想像していなかったのですが、待機児童になり、急遽安曇野での生活を始めた時、びっくりするほどの解放感に圧倒され移住を決めました!
「お試し移住」とは?
幸いなことに、最近は「移住体験」を推進している自治体が多く、「お試し移住」を導入している場合もあります。
住まいや住所を現在の場所に置いておきながら、「一定期間」家を借りて「移住」をしてみることが可能です。
住居は、自治体が運営している一軒家の場合が多く、基本的な家具、家電など短期間生活するには十分な施設が整っています。
まるで田舎のウイークリーマンションのような感じ。
大体が、和風の昔の家を改築したパターンが多く、かつ家庭菜園なんかもできるので、古き良き田舎を感じながら、生活体験ができます。
安曇野エリアの自治体でも、「お試し移住」ができるので、気軽に足を運んでみることができるかと思います!
安曇野市:「おためし住宅」制度
基本的な家電用品、家具がそろった、3Kの2階建ての戸建てに住むことができます。場所は安曇野の中でも比較的松本寄りで、周りが畑に囲まれている場所なので、自然を大いに感じて移住体験ができるかと思います。
大町市: 滞在型市民農園(クラインガルテン)
安曇野市よりもさらに北の大町市では、滞在型市民農園という体系で「お試し移住」が可能です。
住居はヨーロッパ風の木材で建てられた、おしゃれなロフト住宅で、自分の農園もついてきます!かなり山の中にある集落なので、普段体験できない大自然の中での移住体験ができるのがメリット。
短期型(1週間まで)と中期型(1か月間まで)と選択して滞在ができるので、自分のペースに合わせてお試し移住が可能です。
お試し移住に必要なもの
安曇野エリアでの生活には、車は必須。
お試し移住をする場合でも、安曇野市も大町市もスーパーなど、生活するための施設から離れており、電車も通っていない場所のため、移動手段だけは自分で確保が必要です。
車を持っていない人は、長期レンタカーや、カーシェアなんかもあるので、同時に検討すべき事項です。
レンタカーについてまとめた記事もあるので、そちらを参考にしてみてください↓
まとめ
「お試し移住」の体験をされた方のコメントを見てみると、気候など体感でしか感じることのできない部分が重要な気がします。
安曇野市は南に位置し、都会とのハブである松本のベッドタウンでもあるため、仕事面や生活面で便利な部分がおおいかと思います。また雪も少ないので、生活しやすいため、移住者が多いのも特徴。
反対に、大町市は北に位置し、白馬と隣接しているため、大自然の中での生活、サマー&ウインタースポーツなどのアウトドアアクティビティなど、環境が安曇野市と大きく違います。雪も比較的多く、毎年雪かきが必要な場所でもあるため、自然との共存みたいな生活を好む方にはうってつけかと思います。
子育て移住をするならなおのこと、生活面と共に子育て環境をまずしっかり体験し、メリットデメリットを出してからのほうが、移住してからも住みやすくなるんではないかと思います。
また、住んでいてもなかなか地域の情報が手に入らないと感じることも多いので、必ず広報誌もチェックしてみてください。
広報誌のまとめは↓