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いなか移住へのステップチェックで実現!いなかでのびのび子育て

くらし
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田舎で子育てがしたい!とおもったら、まずは情報収集から。
事前にチェックすべき内容をまとめました。

どんな環境で子育てしたいかを考える

まずは、想像してみることから!
考え始めるきっかけはたくさんあります。

  • 旅行で行った先で、子どもたちがはしゃいだ場所を思い浮かべる
  • 親の趣味の範囲から始める(スキー、サーフィン、写真、などなど)
  • Uターンを考える
  • 移住イベントへ足を運んでみる

北は北海道から、南は沖縄まで、四季の変化は場所によって違いますが、それぞれ自然のあるところで、子どもたちは自分達で遊び方を発見し、育って行きます。

どちらにしろ、都会よりビルは少なく、自然が多いのが田舎。

自然環境を軸に想像してみると、楽しみが増えます。

移住を考えるための役立ちサイト

FURUSATO

NPOふるさと回帰支援センターによる、移住を検討されている方へのWebマガジン。移住・定住セミナーの情報、移住事例が掲載。移住相談も可能です。

全国移住ナビ

総務省による、全国の自治体と共同制作しているポータルサイト。各自治体のPR動画や、移住体験談も掲載。仕事、物件、生活環境から移住先を検索できる。

ちなみに、安曇野エリアへの移住を考えたら、まずチェックしてほしいのが下記の記事です。

安曇野での子育て生活を想像してみるのに、役立ちますように!

子育て環境のチェック

自治体の子育て支援・医療制度

移住者促進のため、子育て家族に嬉しい制度を設けている地方自治体は多くあります。

<自治体の子育て支援制度 例>

  • 出産お祝い金
  • 多子世帯の保育料助成(半額・無料など)
  • 子ども医療費助成制度
  • 奨学金などの就学支援

よくあるのが、出産お祝い金が出たり、保育園・幼稚園が2子目、3子目以降が半額、もしくは無料になったり、お誕生日を迎えると商品券やプレゼントがもらえたりと、子育て世代に嬉しい制度がたくさんあります。

実際、私も長野に引っ越した時に、3人目、4人目の赤ちゃんを連れているお母さんが多いと感じました。

また、頻繁にお世話になる医療機関での支払いに関わる子ども医療費助成制度

子ども医療費助成制度は、自治体が独自に定めているため、年齢制限や金額上限などがそれぞれ異なります。

ちなみに東京生活のころは、助成制度で負担金ゼロでしたのが、長野県に引っ越してからは上限毎月1セクターごと500円という金額負担が生じています。

この点は、頻繁に病院に行く可能性がある場合は確認すべき点と思います。

また、大きな病院の有無、ホームドクターになり得る病院の位置などの確認もチェックしておくと安心ですね。

自治体の支援制度が確認できるサイト

ニッポン移住・交流ナビ JOIN

様々な視点から、地域移住の魅力を発信するサイト。自治体の支援制度をまとめてあり、一覧も取得可能。制度を比較するのに便利。

保育園・こども園・幼稚園

ある程度場所が絞られてきたときに比較検討したい教育環境。

<事前にチェックしておきたいこと>

  • 通える園はあるのか?
  • 保育園?こども園?幼稚園?それぞれの特徴は?
  • 通園時間・手段は?

大都会にくらべれば、待機児童のレベルはそこまでではありませんが、市町村の大きさによっては、保育園・こども園などの数が少なかったりすることもあります。

また、移住者が急激に増えている市町村では、保育園建設が移住者増のスピードについていけず、結果希望した保育園ではなく、遠くの保育園にしか入れなかったという声もチラホラ。

また、こども園・幼稚園が無い場所もあります。

保育園はあるのだけれど、幼稚園に入れたい場合は隣の市町村へ行かなくてはならない場合も。

広範囲で園児を募集している場合は、園バスもあったりするので、確認が必要ですね。

保育園・こども園・幼稚園などの人数を事前に把握しておき、また役所の児童課に事前に状況を確認しておくことが大事です。田舎ならでは!自然の中で学ぶ野外保育

都会から田舎へ引っ越しした時、気になったのがこの「野外保育」。
豊かな自然を子どもが体で感じることのできるこの教育。
知的好奇心満載の子どもにとって、自然の中は「不思議」「発見」の宝庫。
自然とのあそびのなかから、社会性や考える力、感性を育むスタイルの教育です。
長野県は「信州型自然保育認定制度」を発足し、野外保育の普及を進めているようです。

信州やまほいく

長野県による、自然保育普及の情報サイト。野外保育についてや、認定団体について情報が得られます。

実体験はこちら↓

<関連サイト>

小学校・中学校

こちらも、少子化を受けて減少傾向。

田舎に行けば行くほど、この傾向は顕著に見えます。

小中学校が一緒になっている場所も少なくないですね。

また、今は存続していても、存続危機に直面している学校も多く、1学年に1クラスやっと・・・という状況の学校も多いようです。

少人数という事実を利点と捉えるか否かは、子どもの個性を理解している保護者しか判断が付きません。

小中学校の運営状況は、事前に役所に確認しておくべき事項かと思います。

遊び場所

よく「田舎は公園が少なくて、あっても遊具がない」という声を聞きますが、子どもは自分で遊びを生み出すことが多いです。

公園が無くても、車の来ない、走り回っても大丈夫な場所であれば、石や草で遊んだり、虫を発見したりと、様々な遊びを見つけ出します。

とは言っても、子どもが少ないため、公園の状態をチェックしておくことは大事。
遊具がちゃんとしているか、草むしりされているかを確認しておくといいかもしれません。

また、車で週末行けるような遊び場のチェックをしておくと、生活の幅はグンと広がると思います。
週末の度に、渋滞に巻き込まれることの多い都会と比べ、ちょっと距離を走ることでドライブを楽しみながら遊び場へ行ける・・・心の余裕は違うはずです!

当サイトでもあそび場所やアクティビティ、旅行などまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。

あそび
自然の中のあそぶ場所・アクティビティを紹介!

仕事のチェック

既存の会社でのリモートワーク

移住先で新しく仕事を探すという選択肢もありますが、まず既存の会社でリモートワークが可能かどうかチェックしたほうが、断然安定感があるかと思います。

昨今の働き方改革で、リモートワークが導入されている会社も増え、社会的にも認知度が高くなってきているので、まだ導入されていない場合は、掛け合ってみては?

退職届を提出するなら、一度掛け合ってみるのも価値はあるかもしれませんね。

また、いなかでもシェアオフィスなど働く設備もどんどん整ってきています。周りを見ると、都会と田舎の二拠点で生活している家庭や、長野が好きで通ってる方が結構いるので、ニーズも高くなってきているのかと思います。

新しく仕事を探す

地方の人口減少の大きな理由の一つ、それは仕事がないこと。

「仕事がない」という意味は市場のマッチング率が乏しいということです。地元企業は人材不足に悩んでおり、仕事を探す人はなかなか自分にマッチした仕事に出会えない・・・。その状況打破はかなり難しいかな・・・と感じます。

新しく仕事を探す予定の方は、下記の記事を参考にしてみてください。

起業・独立

移住をきっかけに、起業・独立も、もちろん可能。

自治体によっては、起業・独立サポートとして、補助金や相談サービスを行っているところもあります。

また、空き店舗・空き家の有効活用として家賃が安かったりするので、起業へのサポートは案外充実しているかもしれません。

但し顧客の獲得は、人口が少ないので工夫が必要そう・・・。

ネットを活用した市場設計や、事前に移住先の市場チェックは必要です。

長野県で創業する方を応援します!/長野県

在宅フリーランス

自宅での仕事を充実させることも、十分可能です。

ネットショップやウェブサイト運営、またクラウドサービス活用などで、通勤時間など気にせず仕事ができるのが魅力ですね。

何よりも、場所も時間も自由に、自分で決めて仕事ができる。

子どもとの時間を多く持ちたい場合、この働き方はピッタリかもしれません。

但し、自分で価格設定や営業をかける必要も発生するので、実際の仕事量が案外多いのが現実。また、時間管理やタスク管理など、締切がある場合はすべて自己責任になるので、覚悟が必要です。

住まいのリサーチ

どんなところに住みたい?

都会では、なかなかハードルの高い一軒家。

お隣さんがかなり隣接していたり、部屋数を確保するために、階数が多くなり、階段が幅を採っていたり・・・。

でも田舎だと、庭付き一戸建ては結構あります。

しかもお隣まで結構間隔がある。広い時は田んぼ1個分ぐらい。
ひろーい敷地であれば、同じ平米数でも平屋という選択肢もあります。
いずれにしても、住宅環境は大きく違い、畑付きなんてところもザラにあります。

子どもを庭で大いに遊ばせたい、飛び跳ねたり走り回っても「静かにしなさい!」と叫びたくない・・・など、住まいを取りまく子育て環境を考えると、田舎は本当にオススメです。

購入するにしろ、賃貸するにしろ、どんな家に住みたいか、想像を膨らませるのも楽しいですね。

大手に出ない地元の不動産やコネで探す

SUUMOやHOMESなど、大手不動産サイトで検索するのも可能ですが、一軒屋となると、地元で古くからやっている不動産会社がネット検索では出てこない物件情報を持っていることもあります。

田舎は空き家が多いです。
だけど見ず知らずの人に貸したくない・・・という思いの人も多いため、なかなかいい物件に出会うのは難しいことも。

そこで、縁のない地域の場合は、地元の不動産屋に通うことも大きなメリットです。

地域の情報や、オススメのエリア、どんな生活環境かなども含めて、多くの情報が手に入ります。

そこでもなかなか物件がない場合は、人づてに聞いてみると、「住んでいない家があるんだけれど、家財が入ってて・・・」などの情報が入ることも。

自分の理想とする家に近い場合は、家財の片付けの手伝いなどして賃貸物件として貸してもらうこともアリかと思います。

このお手伝いプロセスで、大家さんとの関係が深まったり、そこから様々な人脈が生まれたりもします。

田舎で生活していると、この「人脈」がとても大切になってきますので、大事にしたいポイントです。

生活エリアのチェック

住む場所ですから、ゴミ捨てや買物の場所など、生活環境のすべてをちゃんと把握しておくことは、とても大切なことです。

特に、自治体制度があるところは、入る入らないに限らず、一度どのような制度か聞いてみることも大事かと思います。

災害時に協力体制をひいていることもあるので、必ず知っておきたい地域情報です。

また、役所でも移住者向け情報が整っているところもあるので、足繁く通い、情報をえることもプラスかと思います。市町村によっては、移住者同士の交流会を行っているところもあるので、情報を得るためにも参加してみるのもいいかもしれません。

また、残念ながら、田舎では全ての情報がネット上にあることが少なく、紙媒体の情報源にたよることが多いです。この点も必ず役所にチェックしておきましょう。

まとめ:一気にはできないけど、今と思ったらすぐ行動!

子どもはあっという間に大きくなってしまうもの。大事な時期を大切にしたい・・・その思いからの思い切った移住は、きっと新しい世界を見せてくれるはずです。

いなかならではのメリットを、子育てに役立てて、親子時間を充実させませんか?

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