移住してきて、子どもたちの遊びの中心となったのが、ランバイク。「ストライダー」というメーカーが始めた子供用ペダル無し自転車で、もうほとんどのファミリーが持っているのではないかというぐらいメジャーな乗り物です。
三輪車と違い、自転車と同じく2輪のため、自転車に早く乗れる!ということで持っている家族がほとんどのようです。
我が家はストライダーを2歳の時に上の子に誕生日プレゼントとしてあげました。
いなかにきて、乗り回せる場所と出会えた
東京でのマンション生活の時に、子どもにかったストライダー。まだ2歳ということもあり、またぐだけで楽しかったようですが、これがなかなか乗れる場所がなく、ちょっと広めのマンションの駐車場でちょこっと乗る程度でした。
公道はNGなので、公園へもっていって乗ることもできたのですが、小さいころは公園までストライダーを持っていくこともかなり大変・・・。つかったのは専用バッグでしたが、下の子もいたので、ベビーカー押しながら、ストライダーもって二人を公園まで連れていくというハードさに耐えられず、ほぼストライダーは置物となっていました。車があれば違ったのでしょうが、車と縁遠かったのでもう仕方ないです。
移住後、よく遊んでいたあづみの公園(大町・松川地区)で、MTBコースとともにキッズコースとしてランバイクと16インチまでの子ども用自転車専用コースを発見。
山の中で、大人のMTBコースが中心なのですが、子ども用コースもかなり凸凹があり難コース。ただ、このコース、子どもには恰好のストライダーコースで、駆け上る力と坂を下りるバランスが同時に養われる、いいコースでした。
うちの子は、コースを見た途端、走り出し、何周も走り続けました。最後は力尽き、すぐお昼寝。子どもにとって、これほど楽しいコースはなかったんだと感じました。
それからというもの、ひたすらあづみの公園へ通い続け、自転車にもトライしてみたり(なんと10分で乗れました!)大会にも出場してみたりと、ストライダー付けの日々が始まりました・・・。
種類が豊富!0歳から始められるランバイク!
いまやめちゃくちゃ早い時期から始められるスポーツとして進化!
「ストライダー」をはじめ、ランバイクと呼ばれる乗り物はいろいろなブランドがあり、目的に合わせて購入されているようなので、本格的に取り入れる場合は調べてみると面白いです!
今や200万人の世界の子どもが持っている!アメリカ生まれのSTRIDER(ストライダー)
自分の息子の自転車練習にと、パパが息子に発明したのがきっかけで生まれた「STRIDER(ストライダー)」。もはや三輪車をしのぐ勢いで、持っていない子はいないんじゃないか?と思うほどみんな持ってますね!
すごく人気なんですが、いざ調べてみるといろんなモデルがあるようで、うちも最初迷いました・・・。結局いくつかモデルを買ったところ、おすすめは下記の2点かと思います。
初めてならこれ!人気No.1の「スポーツモデル」
ハンドルが細く、小さい子でもしっかり握れるように設計されています。転んだ時に胸を強打しないように、ハンドルにはクッション性のあるパッドがついていて安心。
シートも柔らかいクッション性で(クラシックモデルは固い)、ずっと乗っていてもお尻が痛くなりません。
足を上げて「スーッ」っと進むことができてくると、ちゃんと足を乗せられるスペースが必要。スポーツモデルは足を乗せられるように設計されています。
動くの大好き!しっかり動ける子だったら、「 アルミ製軽量ハイグレードモデル 」がおすすめ
ストライダーは、ペダルがない分、自分で押し進まなくてはいけない乗り物。結果、軽いほうが子どもも乗りやすく、走りやすいんですね。
ということで、出た、この「プロ」モデル。アルミ製で、スポーツモデルより500g軽いです。(アルミ製2.5kg、スポーツモデル3kg)。
よく考えると、子どもが3キロほどの物をもって歩くって結構大変。なので軽いほうがより長く、早く、楽しく走ることができます。
少しお高めですが、発散したくてたまらないタイプの子どもにはうってつけかもしれません。
最近は新色が出たので、旧モデルは若干安く購入できるみたいです。
せっかくだからカスタマイズ!パーツも色とりどりで気分も上がる!
STRIDER公式サイトでは、パーツを組み替えるシミュレーションができます!「自分だけの一台!」なんて、特別な乗り物になってくれると、長く大事に乗ってくれ、結果身体能力も向上します!
長野は冬もストライダー!雪上でも乗れるスノーストライダーがおもしろい!
雪が降らない季節だけの遊びかと思いきや、ストライダーにはカスタムパーツとして「スノーストライダー」に変身できるスキーみたいなパーツが販売されています。
この「スノーストライダー」、ストライダーに乗ったままゲレンデを滑れる、画期的なもの。
下記記事から、その楽しさを知ってもらえればとおもいます!
そりだとちょっとスピードが出すぎて、子どもだけで乗らせるのが怖いと思っていましたが、「スノーストライダー」だとストライダーに乗れる子どもであれば自分でちゃんと足ブレーキを掛けたり、横に曲がったり操縦できるので、そりをさせるより安心感がありました。
ただし、スノーもちゃんとヘルメットを被ることが重要ですよ。おすすめはゴーグル付きのヘルメットです。ゴーグル装着が簡単で、かつかっこいいので、子どももお気に入りで被ります。
ストライダー オプションパーツ スキーアタッチメント for スノーストライダー 【スポーツ/クラッシック/コラボモデル/PRO/ST-J4/ST-J1対応】 価格:4,840円 |
【割引セール中!】SALOMON サロモン ジュニア スキーヘルメット 2020 GROM VISOR 子供用 19-20 NEWモデル【A】 価格:11,160円 |
大会も多種多様!家族が一つになって、子どもを応援できる、最高のステージ!
あづみの公園では、コースがオープンしている時期に、レースが開催されています。初めてのレースにちょっと緊張しながらも、しっかり前を見て走りぬく子どもたち。
初めてレースに出たときは、なかなか思うように進むことができませんでしたが、そこから「もっと練習する!」や「勝ちたい!」など、まだまだ小さい子どもにはなかなか芽生えることのない感情を与えてくれた経験となりました。
↓過去のあづみの公園でのレースの概要です。
実際、レースに猛特訓するチームもあったり、日本各地でレースが行われているようなので旅行がてら参加してみるのも醍醐味かもしれませんね。
まとめ:身体能力向上も望めるランバイク!いなかでは最高の環境
STRIDER公式サイトによると、乗ることで子どもの身体能力はアップするとのこと。
「最近は転んでも手が出なくて顔をケガする子どもが多い」、「昔のように体を動かさないから体力が低下している」なんて記事を多く見かけます。できる限り外で遊ばせて、体の使い方をしっかり学べる環境が望ましいと感じます。
あづみの公園の専用コース以外にも、大きな公園が多く、自転車の練習もできるところが多い安曇野地域は、ランバイクにハマれるいい環境かと思います。