北アルプスの麓、長野県松川村。 ついこの前まで、男性長寿日本一だったようです。 過疎化が進んでいるようですが、移住&子育て支援が結構手厚く、新しい児童センターができたと聞いたので、行ってみました。
H30年4月にオープンしたての長野県松川村の子供未来センター「かがやき」。 夜20時まで開いてる児童センターって、どんな所なの??と興味あり。
場所は松川村役場裏にあり、周辺には保育園とりんりんパークという公園がありました。駐車場も広く、ゆったりとした敷地です。
小さな赤ちゃんから高校生までが、気楽に利用できる施設
通常、公共の施設は空いていても17時~18時までがほとんどですが、ここの施設は夜20時まで空いています。 聞いてみると、理由は高校生も勉強や友達との憩いの場所として利用してもらうため。この辺りの高校生は電車通学も多く、場所的に駅にも近いので、使いやすい感じがします。図書館だと勉強のみでなかなかお友達とおしゃべり時間を持てないですが、ここならしゃべってても大丈夫。
とはいえども、赤ちゃんから高校生までって、本当に幅広くてニーズが違うのでは?と思いますが、2階建てでかなり広い施設の為、それぞれにスペースが区切られ、独立して設けられているので可能の様です。
田舎ならではの土地活用!!と、広さがあるのはいいなーと実感。
登録した人のみが使えるシステムですが、村民でなくとも近隣市町村住民は使えます。(使用時間など制限があります)
エントランスにはいると、入館時間を打刻(カードでピッとするだけ)。大人の目があり、事務室(?)からエントランスは大きく開けているので、安心できるかなと思います。
*施設の詳細は松川村公式サイトから確認できます。
ハイハイでも、ちょっと走れる子でも、広く遊べる未就学児広場
まだハイハイの赤ちゃんから、少し走れるようになった幼児までが遊べるスペースが、2階にあります。ここは、未就学児のみが入れるスペースです。
これがかなり広く、常に走ってばかりの3~4歳時の男の子たちが居ても、他の児童センター程ヒヤヒヤしなくて安心して遊ばせられました。
おままごとエリアや、電車のおもちゃ組み立てエリア、滑り台に大きなブロックエリア、そしてお弁当やおやつなど飲食もできるスペースもあり、水場もありで画期的。
おもちゃも新品で新しいものばかり・・・なんて贅沢な児童センター! しかも、寝てしまった赤ちゃん用に「お昼寝ルーム」まで完備。ママも寝ている赤ちゃんの横で、くつろげるクッション付きで、至れり尽くせりです。 もちろん授乳ルームもあり、子供用トイレもあり・・・。 この頃の子供がいる親にとっては、なんとも居心地のいいスペースです。
ガッツリ体を動かす体育館も!ちょっと大きめの子どもたちは大喜び。
体育館には、バドミントン、卓球、ドッジボール、スラックラインやトランポインなど様々なタイプの体を動かす道具が置かれています。
また、登るの大好きっ子には嬉しいボルダリングもあり。 ダンス好きっ子には大きい鏡もあり。
子供が夢中になれる遊びが沢山できる施設になっています。 小学生中心で使用されていますが、体をよく動かす幼児も使用可能。 (ただし危ないので親も一緒に遊びましょう!)
お兄ちゃん、お姉ちゃんに混ざりながら遊べるという、学年の壁を超えたコミュニケーションもできる特典付きです。うちの子はどうしてもバドミントンがやってみたかったらしく、小学校のお姉ちゃんにしっかり教わりながら初めてバドミントンで遊びました。優しいお姉ちゃんたちに感動!
宿題はここで済ませよう!みんなで勉強ルーム
小学生以上の子供が、勉強や読書ができるスペースもあります。
このスペース、図書館の様な単なる自習エリアではなく、お友達とお話して宿題をしたり、寝転んで本を読んだりできる様になっており、リラックスしながら過ごすことができるようになっています。お友達と意見交換をしたり考え合いながら勉強ができる方があってる感じですね。 小学生ではまだ図書館で黙々と勉強という感じでは無いですし。
学校から家にまっすぐ帰りたくなくても、友達とちょっと寄れる場所としてあり、勉強や体を動かせる場所というのは、親にとっても子供にとってもありがたいことかもしれません。
子育て世代のコミュニケーションスペース
2階には多目的ルームとしてキッチンエリアやセミナースペースもあり、子育て世代同士の接点を持ちやすいように設計されています。いろんな講習なども実施されているようですね。まだオープンしたてなので、この先どんな企画が出てくるか楽しみです。
子育て中は、いろんな出会いがあるので、この様なスペースで交流の輪を広げるきっかけ作りになるのは嬉しいことですね。
同敷地内のりんりんパークは、自然豊かなはしゃげる公園
同じ敷地内のりんりんパークは、大きな遊具あり、湧き水ありの年中遊べる公園です。
砂場もついていて、赤ちゃんから活発な幼児までしっかり遊べる遊具。
湧き水の川が流れており、夏は冷たい川でビショビショになりながら遊べます!
まとめ:新しい目線を導入した、子どもたちと親の憩いの場
田舎は特に「子供達が溜まる場所」が公園ぐらいしか無く、かつ最近はいろいろと気になるニュースもちらほらあったりするので、この様な施設があることは、とてもありがたいと感じました。特に中心が親だけでなく、子どもたちにあることがいいなと思います。子どもだってそれぞれ付き合いもあり、社会があるので、放課後の有意義な時間を過ごせるのがいいですよね。
常に窓口を広く、交流の場所としてあることを願っています。