長野県の「信州やまほいく」とは?
長野県には「信州やまほいく」と称して、自然保育を推奨しています。
大事なことは幼児期の自然体験。
自然の中で発見し、体験していくことで、体力・知力の土台を作っていく新しい形の幼児教育。子どもたちの感性を刺激することで、子どもは自分でどんどんチャレンジし、前を向いて成長していきます。
自然保育の目的をHPから抜粋しました。
保育等に自然環境や地域資源を積極的に取り入れることにより、子どもの自然の恵みに対する感謝の気持ちを醸成するととも に、子どもが本来持っている自ら学び、成長しようとする力を育むことを目的とします。
信州やまほいくHPより https://www.shizenhoiku.jp/nintei/
「信州やまほいく」は認定制度になっており、HPでは一般的な県内の保育園・幼稚園だけでなく、かなり自然に特化した特殊な保育園・幼稚園のデータベースになっています。
認定制度に入っている園の中でも、特に「特化型」とついている園は、本当に自然の中で子どもとの時間を持ってくれる場所ばかりです。
自然保育の「特化型」と「普及型」とは?
「信州やまほいく」のHPでは、下記のように定義しています。
特化型 : 屋外での自然保育に重点を置く活動
普及型 : 自然保育にも積極的に取り組んでいる活動
データベースを見ると、普及型とは一般的な保育園・幼稚園(認可・認可外・こども園)を指すようですが、特化型とはその中でもかなり特徴的な自然とのかかわりが入ったカリキュラムを用意しているようです。
なので、認可外保育園が多いようですが、都内の認可外のイメージと全く違ってあえて認可を取らないような、自然保育へのこだわりが強い園として捉えるべきかと思います。
逆に、普及型をみると、一般的な園ばかりなので、長野県内の保育園・幼稚園は総じて自然とのかかわりが強いと感じます。
発見がいっぱい!「特化型」の自然保育体験をしてみてわかったこと。
「特化型」の特徴的な自然保育。
毎日外で活動し、冒険し、見つけたもので工作をしたり・・・確かに楽しそうです!
これらの園に入っていなくても、体験や園解放のようなイベントも多く、親子で参加して体験ができます。
安曇野エリアにも多数あり、我が家は過去に自然保育園の遠足体験に参加したことがあります。
遠足体験では、森の中の「自由な冒険」を親子で楽しむことができました。
わたしが感じた、特化型のメリット
正直、このタイプの保育もアリだな・・・と思いました。
わたしが感じた、特化型のデメリット
メリットがたくさんある反面、もちろんデメリットもあり、結果「普及型」に入れました。
もちろん「特化型」の園次第ではあるものの、私が体験したその園では親のサポートがかなり必要な場合が多いという点でした。
実際働いている場合など、毎日お弁当だったり、行事が多かったりすると結構きつい・・・。こだわって入れたママさんは、そのために仕事を辞めたという方もいらっしゃいました。
我が家には仕事を辞めるという選択肢がなかったので、利便性の良い一般的な保育園・幼稚園に入れました。
まとめ
これから保育園・幼稚園を探す場合には、ぜひ確認してほしい「信州やまほいく」のサイト。
だた、正直「特化型」園はそれぞれ特徴がありすぎるので、実際に足を運んで子どもに、自分たちの生活スタイルに合った園を体験してみることをオススメします。
ただ、「普及型」といわれる一般的な保育園・幼稚園もかなり外遊びと自然体験が多いのが印象です。もちろん都内の保育園に比べてですが・・・。
我が家は保育園・幼稚園のどちらも経験しましたが、どこも園庭は広く、草木・花壇があり、園児で育てる畑もある。お散歩も近距離に花畑、リンゴ畑、田んぼなど多々あるので、もはや自然体験は日常です。
自分たちの生活スタイルに合わせて、かつ子どもとの関わりや育て方について選択肢があるのがうれしい、長野の自然保育です。