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待機児童が無い!東京の保育園とは、保活状況が大きく違う!

くらし
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思い出したくない・・・保育園に落ちた瞬間。

最初の子どもが生まれてからの、保育園見学。

認可保育園も認可外保育園も、両方15箇所以上は見学に行きました。

認可外保育園は、どこも小さく、園庭が無い所がほとんどで、「とりあえず子供の面倒を見る環境はあります」という感じでした。

申し込みをしたいというと「既に300人待ちですので、生まれてから申し込まれる方はほとんど入れませんよ」の一言。

大きな社会問題ではありましたが、実際に子どもを預けようとした時に直面し、ことの重大さを認識しました。

結果、運良く申込順ではなく、「選考」による入園審査でなんとか認可外保育園へ入園が決まり、保育園生活がスタートしました。

しかし二人目、上の子と同じ認可外保育園の兄弟枠をお願いしていたのにも関わらず、入所待ちがすごい状態とのことで、残念ながら入園出来ず。

上の子だけ保育園に入っていても、下の子が入れなければ仕事復帰は出来ません。

したがって、二人とも同時に待機児童に。

田舎には「待機児童」感覚がない?!

そんな状態から、急遽実家のある長野の保育園に相談したところ「いつでも入れますよ」のお返事が。

「え、4月からの入園でなくても入れるんですか?」

市役所の担当者「申し込んでおいていただければ、保育士の確保ができるので事前連絡をいただければ、何月からでもいいですよ」

そう、長野の実家は高齢者が多く、子供が少ない高齢化が著しい地域。

よって、保育園に子供があふれかえることが無いのです。

定員リストを見れば、どこも定員の60%程しか入っていませんでした。

ここは、待機児童が無いのです。

かつ、老朽化していた保育園が数園あったため、合併させて大きな新しい保育園が出来ていました。

保育園って、実はいろんなタイプの働く親に開かれている

待機児童が無い分、選考にいろいろ細かいことはありません。

もちろん仕事があることが大前提ですが、会社員だけでない、いろんなタイプの働く人に対応可能です。

東京だと、順番をつけなくてはならないため勤務形態で加点されますが、この地域は農家や自営業が多いので、そのような加点制度はありませんでした。

また、一時保育も基本的にいつでも利用可能。

東京ではまるでアイドルのコンサートチケットを取るぐらい、競争率が高い一時保育の利用枠。しかも利用日の前に入金をしなくてはならないシステムが導入されていて、子どもを連れての行ったり来たりが大変。

この地域では、前日に申し込めば、ほぼ確実に翌日に利用可能です。(行事などで利用不可な場合がありますが)

やっぱり厳しい、東京の保育園事情

思い返せば、復帰の目処を立てるため、息をつく暇も無く、ストレスに溢れかえっていた保活。

ただでさえ、初めての赤ちゃんと向き合う不安な時期に、正面から「入れません」と言われ続ける保活をしなければならない状況。

かつ、最近では認可保育園の加点を得るために、高額なインターナショナル保育園や、ベビーシッターを雇い、その額は10万超え!なんて、良く耳にし始めています。

実際、二人目が入れないことが確定したとき、私もインターナショナル保育園を端から見て回りましたが、二人預けるとなると月20万は軽く飛んでいく料金設定でした。

そこまでして、働きたいか?と自問自答しましたが、子どもを育てるにはある程度お金がかかるもの。やはり働いていることで安心感もあります。

結果、実家でフリーで働きながらの選択をし、保育園にも無事通わせる生活をスタートさせましたが、この地域の保育園状況を見る度に「東京でのあの保活は何だったんだ・・・」と当時の怒濤の日々を思い出します・・・。

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