子どもが楽しく 英語と算数を一緒に学べる英国幼児向け番組Numberblocks。
一番最初のエピソード1では、「1」って何だろう?がテーマ。
実はこの「1」を理解することで、後の内容がすっと入ってくるのです。
すべての数字は「1」からできている!!エピソード1~3の見どころ
Youtubeでは各エピソードが3話づつまとまってみることができます。
↓にリンクを貼ってあるので、見てみてください。
見どころ&覚えたい英単語は下記にまとめてあります。
エピソード1でのテーマは「1って何?」
エピソード1は「1」を紹介する内容になっています。
幼児向け番組なので、つらつらと「1」の説明をするわけではありません。
内容はとってもシンプル。
赤いブロックに手が生えて、足が生えて、目がついて・・・かわいい「One」が生まれます。
「One」はとっても知りたがり。
自分は誰?どこにいるのかなあ?・・・と疑問に思っている間にいろんな「1つ」のものに出会います。
One apple, One bird, One tree・・・と「1」はそれぞれ1つであること、英語でOneであることが理解できる内容になっています。
歌を歌いながら、それぞれ1つのものを紹介していくので、だんだん歌も覚えるようになっていきます。
エピソード1で注目したい英単語
「♪One wonderful world and one me~♪」と歌う赤い「One」。
いろんなものを見つけては、1つづつ紹介してくれるます。
One apple(リンゴが一つ)
One tree(木が1本)
One bird(鳥が一羽)
One sun(太陽が一つ)
One cloud(雲が一つ)・・・などなど。
(こうやって書くと、英語だとOne ○○っていえばいいですが、日本語は数え方が違うから難しい・・・)
木や鳥など、実はお散歩してて見つけられるものの名前がたくさん入ってます。
お散歩しながら、「あ、One Tree!」なんて声かけすると、「ほんとだ!あ、One bird, One cloud!」なんて返答して、そのまま「♪One wonderful world and one me~♪」と口ずさみながら楽しめます。
ちょっと英語が苦手な大人でも耳を傾けたり、すると聞こえてくるので、試してみてください。
「1+1=2」が理解できる!エピソード2の見どころ
もうひとつの1との出会い・・・2は1と1からできている!
テニスを見つけたOne。
だけどテニスは一人ではできません・・・。
そこで突然現れる鏡に映った自分の姿に嬉しがるOneですが、残念ながらそれは自分の姿。だけど それは魔法の鏡、Magic Mirror。もう一つのOneが現れます。
一緒にテニスを楽しむOneですが、ひょんなことから二人のOneがくっついてしまい・・・・
「1+1=2」が起こります!!
そこで初めてTwo登場!!だけど友達が誰も居ません・・・・・。
二人のOneはTwoになってしまったからです。
Twoは友達がいなくてあれ?となってしまいますが、自分が二人のOneからできたことに気が付きます。
つまり2=1+1であること。
この気づきって実はとてもシンプルですが、算数を初めて知る子どもには式だけで説明してもわかりにくいんです。
このエピソードなら瞬時に1+1=2と2=1+1が同じであることが理解できます。
エピソード2で注目したい英単語
一人でテニスをしていることに寂しくなったOne。
Anyone?Somewone?No one・・・というセリフが出てきます。
意訳ですが日本語だと「誰かいる?誰もいない・・・」という感じですね。
ちなみにAnyoneは誰かいるかわからないけど「誰か」、Someoneは目の前にいるうちの「誰か」というニュアンスがあります。
これは親が「お手伝いしてほしいんだけど誰か~?」という時に、Anyone?Someone?みたいな感じで聞いて、「Me!」と応えるやり取りに使えます。
お手伝いじゃあなかなか立候補がない・・・という時には「アイス食べる人~」みたいな感じでご褒美を持ってくるのも参加率高くなります!
もう一つはI am another one!というセリフ。
このセリフこそこのエピソードの重要単語になります。
OneとAnother one(=もう1つ)はTwoであること・・・これこそがテーマですよね。
Another oneは様々な場面で使えます。
何か数えるとき、例えばクッキーを1つあげて、「And another one, and another one・・・」とすると、「もう1つ、もう1つ」と数を数えながらあげ、全部で何個?という時、One plus one plus one equals…Three!!!と出てきたら・・・もう数の意味も計算方法も英語で身についています!
OneとTwoの違いは何?ミュージカル調のエピソード3みどころ
OneとTwoを知るだけで、 世界はとても広がる!
エピソード3ではOneとTwoの違いがしっかり分かるような歌で構成されています。
なんども見ているとだんだん歌詞を覚えるようになるので、繰り返し見てみると面白いかもしれません。
OneよりTwoだともっとたくさんのことができるよ!といのが歌のテーマ。
ダンスも片足だけだとジャンプだけだけど、2つ足があるといろんなステップができるよ・・・と2つあるだけでいろんな楽しいことが待っていることを伝えています。
ここで注目したいのが、OneというとOneのブロックが光り、TwoというとTwoのブロックが光り、それぞれの違いをキャラクターの体でわかるようにしています。
なので違いは一目瞭然。
また、Oneは一人、Twoだと二人だよ、と教えてくれて、サッカーができたり、一緒に歌が歌えたりできることを教えてくれます。
つまり友達ができるということ。
算数に英語に、その上社会的な部分までカバーできてしまうエピソードなのでした。
エピソード3で注目したい英単語
One, Twoと数を数えることがまず一つあります。
なんでも二つあるものをOne, Twoと数え始めることができるので、ぜひ取り入れてみましょう。数えるのが得意になって、教えてくれるようになります。
一歩先をいくのであれば、Twoになると複数になるので、名刺はすべて~sが付くようになります。なので、One cookie, two cookies…なんて感じで言ってあげると、自然に複数の名刺にsをつけるようになってきます。
自分の体験談でもありますが、大きくなって文法的に学ぶと慣れないため難しかったのですが、子どもに話しかけるうちに自然に使い分けるようになってきていたので、驚きでした。
もう一つ大事なのはMe and You、つまり「私とあなた」という言葉。エピソード3は自分と他人とをしっかり英語で理解できるエピソードでもあります。
違いがあるけど、二人いるといろんなことができる!Me and Youは楽しい!!
日本語ではあまり「私とあなた」と主語を入れて会話をしないのですが、あまり文法的なことを考えず、気楽に取り入れましょう。
例えば「Me and Youで公園に行こうか!」なんて感じで入れるとわかりやすいかともいます。
最後はFriendという言葉。とても大事な言葉ですよね。お友達のことを話すときにちょっと入れてあげるとよいかと思います。
このエピソードの最後でもBest friendsと言っているので、すっとはいってくるかと思います。
まとめ
ここで紹介したRed Level Oneは数字のコンセプトを初めて理解ができる、とても内容の詰まったコンテンツです。
子どもはまだ読めず、書けませんが、耳がとても良いですし、真似もとても大好き。
その点を考えると、視覚的に数字を理解させつつ、耳から英語で表現してくれるので、難しいことを考えることなく、理解をし始めます。
せっかくの英語表現ですので、日常で取り入れていくと、だんだん積極的に使い始めます。そこで「すごいね!」なんてほめてあげると、今度は自分でエピソードから新しい言葉を拾い始めます。
これって、勉強が楽しくなる第1歩。新しいことを知って、新しい世界へ足を踏み入れることができる、とても良い経験になると思います。
大事なのは、親も一緒に見ること。ぜひチャレンジしてみてください。